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2021年4月の最新状況について更新しました。
金沢外環状線道路海側幹線について
金沢外環状線道路海側幹線は金沢市の市内中心部の混雑緩和やバイパス路線としての目的により平成6年より事業計画が始まっていますが、令和2年現在においても全線供用はまだ行われておらず現在も事業中の幹線道路です。
今回はそんな金沢外環状線道路海側幹線(通称ウミカン)の現在の工事状況を調査してきました。
現在開通区間
石川県のHPから画像を拝借しましたが、現在側道部の工事が終了しているのは海側幹線のⅢ期区間までとなっています。大河端町南の交差点までは供用が開始しています。白山市側から浅野川にぶつかる所までですね。
現在すでに供用開始している白山側から大河端までの区間においても側道部が完成次第本線部に着工するものと思われますが、何十年後になるのか見当もつきませんね。本線部が完成すれば制限速度80kmの高規格道路となり、金沢市内の移動時間が大幅に短縮されそうです。

上の写真は現在の大河端南交差点の海側幹線の末端部であり現在の開通区間Ⅲ期までの区間ですが、現在Ⅳ期区間の工事が行われています。

海側幹線について国土交通省からIC名等が入った詳細な情報が出されています。
現在の工事状況
大河端IC付近

大河端南交差点を白山市側から富山方面へ向くと現在工事中のため通行することはできません。ここには浅野川を越えるための大きな橋を架ける工事が行われています。橋自体は両岸はある程度完成しているようで残りは浅野川の上を通る部分が残っている状況です。
工事期間が8月末までですので、秋前には橋が完成するのではないでしょうか。


この浅野川を越える橋は側道部としての利用だけではなく将来的に大河端側の本線部が完成した際には本線として利用されます。
大浦IC付近

浅野川を越えると8号線に合流する福久までは高架道路となります。千木ICまでは将来的に本線部として利用されるため、立派な造りになっています。工事自体も形が仕上がっており、完成も近いのではないのでしょうか。
千田IC付近

道路がある程度作られているのは千田IC付近が現在の末端部になります。場所にすると佐川急便の金沢営業所がある付近の大きな道路沿いです。これより先は橋脚が数個あるだけでその先は何もなくなります。

千田IC以降は盛土が一部してあるだけで、工事に着手している雰囲気はありません。側道部の全線開通はまだまだ先のようです。
まとめ
今回は、2020年6月現在の海側環状線の工事状況を調べてみました。現状千田IC付近までしか大きく着手しておらず、それ以降福久方面の開通はまだまだ先だと思われます。部分開通があるとすれば千田あたりで来年初めくらいにはあるかもしれませんね。
また今後も工事状況を追っていきたいと思います。
2021年4月の最新状況について更新しました。
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