最新ルンバ機種を徹底比較
自動掃除機市場で販売台数堂々の一位を誇るiRobotが発売する「ルンバ」ですが、機種選びで悩まれている方も多いのではないでしょうか?
ルンバは過去から現在までに数多くの機種を販売してきていますが、機種のグレードが「i」であったり「j」であったり2、3、5、7、9など複数の数字が記載されたものであったりと、どの機種が果たしてどんな機能を持っているのかが初めて購入される方には非常に不親切です。
この記事をご覧頂いている方の多くもルンバ機種選びで迷われているのかと思うため、今回の記事では2024年最新機種の中で今買うべきお得なルンバ機種をご紹介します。
現在販売中のルンバモデル
過去モデルも在庫限りで販売されていることもありますが、最新機種として公式オンラインショップ上で現在発売されている機種は以下の3機種となります。
1、ルンバ i2
2、ルンバ i5/i5+
3、ルンバ Combo ™️ j9+/ Combo ™️ j9+SD/j9+/j9
モデルとしてのグレード順は「i2→i5→j9」で、数字が大きくなるほど上位機種となっています。
その他にも、公式楽天ショップなどでは型落ち品となるi7モデルやj7モデルが稀に販売されていますがほぼ終売間近となっているため、2024年にルンバを購入するのであれば上記3機種の中から選ぶことになります。
i2,i5,j9モデルの違い
i2
i2モデルの特徴は、最新ルンバの中で最安価のモデルになります。このi2モデルは39,800円で販売されており、非常に安いです。
ルンバ自体の価格が安いのであれば性能面について心配になりますが、通常使用の範囲であればまったく問題ありません。ルンバの基本的な性能はしっかりと搭載されており、空間を把握するフロアトラッキングセンサーもついているため、無駄なく清掃することができます。
実際にi2モデルは、数年以上前に上位モデルとして発売されていた機種と同等の性能をもっており、価格に対する性能を考えると非常にお得です。
ただ、大きな欠点としてi2モデルは、今や当たり前になりつつゴミ捨てを自動する「クリーンベース」付きモデルを選ぶことができないという点です。
また、上位機種と異なりルンバ本体にカメラが搭載されていないため、部屋の中に置かれているケーブルなどの障害物を避けることは苦手です。
さらに、部屋を指定しての清掃や進入禁止エリアを設定できないなどマッピング機能が無く、一部の追加機能部分で制限があることも安価モデルならではの仕様になっています。
ルンバ i2モデルの特徴(39,800円)
・最新ルンバの中で一番安価
・数年前の上位機種同等の性能はあり
・クリーンベース付モデルは無し
・マッピング機能無いため一部機能に制限あり
i5/i5+
i5モデルの特徴は、最新ルンバの中で中堅グレードでありコストパフォーマンス抜群の機種になっています。
i5 モデルでは、廉価モデルのi2では選択することができなかったゴミ捨てを自動する「クリーンベース」付きモデル を選択することができるようになります。
クリーンベース付モデルは一度使うと、もう二度とクリーンベースの無い生活に戻ることができません。私自身も、以前はクリーンベースが搭載されていないi7モデルを購入していましたが、ゴミ捨て作業の大変さに苦労し、結局後からクリーンベース搭載j7+を購入することになってしまいました。
そのため、できる限りクリーンベース付モデルを購入することをオススメします。
詳細は、下記記事でご紹介しています。
ルンバj7+買いました。i7からの進化がすごすぎ!徹底比較します。 (kanazawawalk.com)
その他にも、i5モデルからはマッピング機能をしており、掃除をするたびに部屋の形状を記憶して、より効率的で無駄のない動きにより、精度の高い掃除が実現できるようになっています。
ただ、上位モデルのj9モデルに搭載されている本体カメラは、i5モデルには搭載されていません。
ルンバi5モデルの特徴(49,800円~)
・最新ルンバの中で中堅グレード(コスパ◎)
・クリーンベース付モデル「+」を選択可能
・マッピング機能搭載により掃除精度向上
・上位機種に搭載のルンバ本体カメラは非搭載
j9/j9+
j9モデルの特徴は、最新ルンバの中でもさらに一番発売日が新しく、機能面で大きく進化を遂げています。また、j9モデルの中でも全部で4機種のラインナップがあり、選ぶのがまた難しくなってしまいました。
ルンバj9モデルをグレード順に並び替えると以下の通りとなります。
Combo ™️ j9+ > Combo ™️ j9+SD > j9+ > j9
まず、「Combo」と記載された機種については水拭き機能を搭載しています。そのため、上位2グレードは水拭きもルンバに任せたいという方が選ぶモデルとなります。そのほかの機能については 「Combo」 非搭載モデルと同様です。なので、水拭き機能が不要なのであれば、 「Combo」機種の選択は不要です。
そして、 ルンバj9モデルを下位モデルと比較すると以下の機能等が追加されています。
1、吸引力2倍
2、ルンバ本体にカメラ搭載で障害物を回避
3、侵入禁止エリアの設定
4、ピンポイント部分清掃機能
5、前後に往復しながら力強く水拭きをするスマートスクラブ機能追加(combo機種のみ)
6、自動給水機能で最大30日間補給不要( Combo ™️ j9+のみ)
さらに、ルンバj9モデルに関する詳細は以下の記事も合わせてごらんください。
ルンバj7 販売終了の理由とは..ルンバj9との比較・違いを徹底解説します。 (kanazawawalk.com)
以上のように、下位モデルと比較すると飛躍的に機能が向上していることが分かります。
特にルンバ本体にカメラが搭載されたことにより、ルンバ本体にカメラ搭載しコードや犬のうんちなどの障害物を避けることが可能になりました。また、アプリと連動し、侵入禁止エリアの設定やピンポイント清掃など数多くの新機能が搭載されており、2024年1月時点ではルンバ史上最高峰の性能を有しています。
ルンバj9モデルの特徴(109,800円~)
・水拭き機能搭載機種 「 Combo 」を選択可能
・クリーンベース付モデル「+」を選択可能
・iシリーズと比較して吸引力2倍
・ルンバ本体にカメラ搭載で障害物を回避
・侵入禁止エリアの設定
・ピンポイント部分清掃機能搭載
・自動給水機能で最大30日間補給不要( Combo ™️ j9+のみ)
今買いたいオススメ機種はこれ!
性能の良い機種が欲しい場合
性能の良い機種が欲しい場合には、j9モデルをオススメします。少し値段は張りますが、使い勝手などを考えると現状j9モデル以外の選択は無いと思います。
その中でも、水拭き機能の有無によりオススメ機種が異なります。
水拭き機能が欲しい場合= Combo ™️ j9+ SD (169,800円)
水拭き機能が不要な場合= j9+ (139,800円)
水拭き機能が必要な場合には「 Combo ™️ j9+ SD 」をオススメします。さらに、その上の自動給水機能搭載機種がありますが、価格が20万円もするため費用対効果を正直実感できません。
また、水拭きが不要な場合でも一番安価のj9を選ぶのではなくj9+を選択してください。j9を購入すると、せっかく性能の良いルンバを購入しても毎回のゴミ捨て作業にうんざりしてしまいます。
クリーンベースを付けるだけで4万円ほど価格が上がりますが、絶対に満足できると自信をもってオススメできます。
コスパの良い機種が欲しい場合
価格は抑えたいけどバランスの取れた機種を購入したいという場合には、i5+(89,800円)を購入することをオススメします。
今までのルンバでは下位シリーズは機能が大幅に劣ることが多かったですが、今出ているi5シリーズはルンバ本体にカメラが搭載されていなかったり、水拭き機能が無かったりしますが、ルンバ自体の基本掃除機能についてはこの機種で十分です。
リユース品は買っても大丈夫?
最近販売ラインナップを大きく広げている公式整備済 リユース品のルンバですが、定価の最大70%OFFと新品価格ではあり得ない割引率となっており、価格面で購入を検討している方もいるかもしれませんが、私は絶対に購入しません。
そもそもリユース品とは何か?というと、公式HPに以下のように記載されています。
リユース品は、レンタルサービス利用品や店頭展示機、弊社宛に不具合以外の理由で返品された製品を、アイロボットオフィシャルサポートセンターにてメンテナンスした再生品です。
https://store.irobot-jp.com/ext/re-use.html
ようするにルンバが販売するリユース品は中古品です。メーカー側で消耗品の交換等のメンテナンスはされていると思いますが、傷があったり、箱や保証がなかったりと、新品の商品とは大きくかけ離れています。
ルンバ リユース品の特徴
・製品によって本体に目立つ傷や汚れ、変色、日焼け、シール痕などがある可能性あり
・出荷日から30日以降に連絡した不具合は、バッテリー等の消耗品を含む交換も有償
・延長保証、各種キャンペーンの対象外
・箱、説明書の同梱無し、本体のみ簡易包装で発送
以上のように、最大70%OFFであったとしても公式ショップで購入するにしては本体への傷や故障リスクが大きく、購入するお得感はほぼ無いと思います。
もう少しお金を出せば、定期的に実施している楽天セールなどでお得に購入する機会があるため、ルンバのリユース品の購入は避けたほうが良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、2024年最新ルンバ機種の中でオススメしたい機種とリユース品についてご紹介しました。是非ルンバを購入する際の参考にしてください。
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